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2017年8月30日 (水)

ジャカルタで書道

昨日の朝、6時40分に羽田に到着した

そのまま帰宅して休みたかったのだが、その午後から名立たる方々(かなり著名な芸術、文化、科学)の集まる会議に出て、そのまま上野公園の料亭での懇親会にも参加した
 
一昨日のジャカルタを午後9時20分に発ったのだが、こういう場合はせめてビジネスクラスを願いたいところだが、今回は公の仕事のために色々と規制があり、可哀想に狭いエコノミーで縮こまりながら短時間の居眠りを繰り返すことになってしまった 
 
 まぁ、今日は久しぶりに我が家で晩酌しているので、愚痴は言わずに、ブログを続けましょ 
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 ジャカルタに一週間ほど滞在して、ジャカルタの東京都の産業振興セクションや、ムスリム関係企業を訪問したりしましたが、巨大なショッピングモールにて、ジャパンフェアが開催されており、そこにも関わりました 
 多くの日本企業や、自治体などが出展していましたが、その多くはノベルティグッズを配布したり、忍者や着物姿の日本人と一緒に写真をとるといったパフォーマンスが主流でした 
 
 僕はサポートする立場で参加しましたが、僕の性格から現地の人たちと直に接したいと思い、日本にいる間に案を練ったのでした 
 
 僕はプライドが高い男なので、よくありがちなバラ巻きとか、コケおどし(失礼!!)ではないことをしたいと思い、できれば文化の香りがして、インドネシア人ときちんとしたコミュニケーションをとるために打ち出したのが「漢字」でした 
 
 よく、外国人が漢字のTシャツを着ていたり、刺青にも漢字を使っているのが多く(傑作は「台所」という刺青!)そこからヒントを得て、相手の名前を聞いて漢字にしてブレゼントするといったことにしました 
 
 日本からは日本画のポストカード(裏面に名前を書く)400枚、筆ペンとカートリッジ2セット、毛筆1本、墨汁1本を持っていくことにしました 
 
 出発当日の朝4時に起きてから、印鑑もあった方がパフォーマンスとしてはいいとひらめき、早朝のローソン100に行ったらなんとハンコが売ってました
 僕の苗字はなかったけど、今回は出張しないで日本に残る担当スタッフのK田君のがあったので、早速購入しました 
 
 ジャカルタに着いてから僕の漢字プランを通訳の女の子に話したら、最初は何を言っているのこの人!!という感じでしたが、話がわかるにつれて乗ってきて、それならみんな喜ぶから書くならハガキではなくて、大きい紙がいい、そうすれば持ち帰って家に貼るようになると言われました 
 
 しかし、半紙に書くと、下手な書がバレバレになるし、手間がかかるので、ポストカードに書くことにしました(半紙は現地ダイソーにありました しかし100均ではなく250均なのです!!!) 
 
初日は試し書きもせずに、ぶっつけ直球で名前を聞いて、書き始めたのですが、予想以上に大受けして、長蛇の列となりました
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 しかし、名前の発音も独特でカタカタ表記できないのが多くて、苦心しました 
 
 最も苦心したのが、漢字の意味を尋ねられることです
 
 だだ、相手の名前を音で聞いて漢字表記すればいいと思ってました
 
 例えば「ヨロシク」を「夜露死苦」といったように 
 
しかし、現地の方々は漢字にある種のロマンを抱いていらっしゃるようで、意味や物語を知りたいのです
 (僕の休憩中に代理で書いてもらったK係長は、「この字は日本でよく使ってますと説明したら、みんな納得してくれました」とドヤ顔で言ってきたので、お前のは最低の説明で、ハートがまったくないと嫌味を言ってやりました そういう仕事ぶりの彼との日々は疲れるものでした(-。-;))
 
 例えばジャスティンのジャは「邪」とか「蛇」が浮かびましたが、これは意味としては失礼な部類になるし、「者」では意味としては物足りない 
 そういうときは「慈」と「矢」を繋げたりして、なんとか対応しました
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 だから、夜ホテルの部屋では泥酔もせずに、あいうえお順に喜びそうな漢字を列挙した表を作ってました
 
 そんなことを四苦八苦しながらも心を込めて3日間で400人のインドネシア人の名前を書き上げました(さすがに、三日目は書きながら、目眩がしてきて倒れそうになりましたが) 
 
 通訳に頼んで僕の知りたいインドネシア語を教えてもらったのですが、一番強力だったのが「ビサ・バハギア(幸せになれます!)」でした
 
 書を渡すときに最初は「ハバナイスディ!!」とか「テリマカシ(ありがとう)」と言っていたのですが、「ビサ・バハギア」と言った途端に、相手は一瞬「ビサ・バハギア..........」と口ずさみ、笑顔になり、周囲も大笑いするのでした(ちなみに現地企業や税関でも使いましたが効果大でした!!)
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 今回は全体で1000人にはなるインドネシア人との出会いを通して、自分(日本人)の可能性を感じさせて頂きました
 
 ビサ バハギア!!!!!
 
 
 
 
 

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コメント

Good Job!!
素晴らしい!
本当に、良い仕事をされましたね!!

漢字は白人社会でも人気がありますが、1つ忘れられない思い出があります。
あれは私がまだ二十代の頃か…当時、ブルース・リーの影響もあってか、いささか東洋カブレしたB級武道映画が白人社会でも作られたようです。確かオーストラリアの映画だった。テレビで見たのです。
忍者の道場があって、数十人の弟子が皆黒ずくめの扮装をして座っています。その弟子達の前に床の間を背にして、年老いた忍術の先生が座っています(勿論白人の役者)。白髪を長く伸ばし、難しい顔を弟子達に向けて、何やら説教をしているのです。
床の間には、掛け軸が掛けてありました。その掛け軸に書かれた漢字を見て、私はブッ飛びました!!

「横断歩道」!!!

ブッ飛んだ後、もう、どうしようもなくモンドリ打って笑い転げました!
だ、誰や!これ書いたの?!「道」いう漢字がついていたらエエッちゅうモンや、あらへんでッ!!
忍術の先生のマジメくさった表情が、なおいっそう爆笑を呼ぶのですッ!多分、5分は笑い転げていたと思います。
しかし、今では思います。きっと我々日本人だって、米英の人達から見れば、これと同じ事を英語でしでかしているのかも、と。
昔、学校で習った「お会い出来て光栄です」という意味の英語(ちなみにNice to meet you ではない)をカナダ人の友人に言うと、彼は「Edo jidai!(そんなん、江戸時代の英語じゃ!)」と叫んで、笑うのでした…

投稿: 良三 | 2017年9月 1日 (金) 22時07分

こんにちは、
takkun's park拝見しました。


漢字の当て字ネームはインドネシアでも受けましたか!
やはり東南アジアでも日本は憧れのいい国なんですね。

30年以上昔のことですが、私も友人(女性)がイタリア人と結婚することになり、なんとそのイタリア人(彼氏)が友人の両親に挨拶を兼ねて一族で日本にやってきました。
当時ものすごく貧乏だった私はどうしたらその彼氏を誠意のみでもてなすことが出来るか考えていた時に、当時習っていた古武術の門人のフランス人が漢字好きだったのを思い出し、彼氏に色紙に漢字で当て字で名前を書いて渡したことがありました。
物凄く喜んでもらえ、結局リクエストでその一族の男性3名ほどにも追加で書きました。
辞書を片手に一字一字なるべく意味を聞かれたときにかっこいいものを選んで書きました。

実は不思議なことが! 友人(女性)に通訳してもらって分かったのですが、イタリア語の本名の持つ意味と私が選んだ日本語の当て字の意味がほぼ同じになり双方でびっくりした記憶があります。
きっとtakkunさんが選んだ漢字もインドネシア語の意味と同じ意味のものを書いていると思いますよ。

それにしても、私なんかわずか4名でも辞書を引きまくって悪戦苦闘したのに、400名ですか?
流石、takkunです!


前回のベトナム旅行は五円玉にしましたが、次回のベトナムは写真家のロッキーさんの富士山のフォト葉書きに四字熟語でも書いて持って行こうかと思っていました。

漢字ネームですか? 
いや~、大変だなぁ~、やはりこれは遠慮しよう。

投稿: yssm | 2017年9月 1日 (金) 22時03分

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