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2016年3月27日 (日)

ポール・スタンレー自伝

 週末に読んだ本があった。 

 522ページもあり、しかも二段組みの「ポール・スタンレー自伝」をちょっと読み出したらとまらなくなった。

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 言わずと知れたKISSのフロントマンである。  
 この自伝はスタンレー自身の回想録であると同時にKISSの歴史を綴った内容となっている。 
 僕がびっくりしたのは、スタンレーは生まれつき右外耳が欠損しており、聴覚がないという事実だ 
 
 よくも左耳しか聴こえないにもかかわらず、あれだけの音楽活動ができたのかと驚いたとともに、彼のこども時代はそのために周囲から「片耳モンスター」と苛められ、それが彼の大きなトラウマとなり、彼の性格を支配し、精神科医のセラピーを受けていたことに衝撃を受けた。 
 あのエネルギッシュで自由奔放なスタンレーが、華やかなステージを降りた日常生活のなかでは暗い葛藤のなかにあったとは..... 
 
 彼は、メンバーとの確執や、ビジネスでの課題、女性関係でのトラブル等々の問題を経験しながら、結果的には富や名声ではなく、自分が本当にしたいこと、求めていたものを自覚し、64歳になる現在もパワフルな音楽活動をし続けている  
 
  この自伝は、ロックスターの栄光と成功話や、音楽業界の裏事情を赤裸々終始する類の本ではなく、人は自分の人生にどう向き合い、受納したらいいのか、何に挑戦しようとしているのかを問いかけている自己啓発本である。 
 (彼は成功してからも、右耳欠損という負い目を引きずっていたが、「アバウトフェイス」という異質な顔をもつ子どもたちを援助する団体の職員と偶然知り合い、その団体と関わるようになった。
 そこで彼は自分だけが耐えてきた辛い想いを語ることで、自分が自由になっていく感覚を得た。彼はその団体のスポークスマンになった。)
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 分厚い本ではあるが、だれることなく、面白く読み進める内容であったが、ロックスターの女性関係や、酒、ドラッグなどの描写も赤裸々に書かれており、良い勉強?になった 
 僕は1978年にkissを日本武道館で観た記憶があるのだが、彼らはなんと定期的にソープランド通いをしていたとのことで、kissが吉原かぁと可笑しかった 
 読むのが速い僕でも、日中まるまる「スタンレー自伝」に費やしてしまったが、 
  KISS ARMYの僕としては、とても良い勉強?になった
 
 ベースのジーンシモンズの書いたビジネス本が来月日経BP社から出版されるようなので、それも読んでみようっと (^^) 
 
 

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