今日はわが夫婦の結婚記念日であった
奥さんの期待をよそに私は錦糸町で上映中の「暗殺教室 卒業編」に行くことにしたので、奥さんに映画を一緒にどうですか?とお誘いしたが、その手の映画は.....と断れたので独りで行く羽目となった
当然である 私も最初はなんだこのバカバカしい漫画は!と思っていたのだから...
昨日が公開初日であったので、今日もかなり客席が埋まっていた
しかも、小中学生が多いと予想していたが、なんと未就学のお子ちゃまも大勢きていた
私は50半ばで、しかも単独鑑賞というハンディ?があったので、会場横の2人がけの1席を事前予約しておいて、なるべく目立たないようにとマスクをして身を潜めていたのだが.....
しばらくすると、中学1年生ぐらいの女子2名が私の席の付近にしばらく立っていたのだが、「すみませ~ん、ここは私たちの席なんですけど」と言ってきたので、焦って一旦席を立った
ポケットをまさぐって自分のチケットを見せて、「ここはやはり僕の席のはずなんだけど」というと、彼女らのチケットも同じ座席番号だったので、係員に確認にいくという....多分違う映画の会場と間違えたのではなかろうか....いずれにせよ、ひっそりと身を潜めようとしたのに周囲に目立ってしまったのだった(-。-;)
映画はもう、奥さんがこなくてよかったねと思えるような展開であったが、私には脚本がどうであろうと、演技やCGがどうであろうと、「殺せんせー」の最後をどうしても観たかったのだ
漫画でも、アニメでも、映画でも回想シーンで「殺せんせー」が亡くなった前任の女性教師に私はあなたとの約束を果たしているのでしょうか...というように問いかける場面があるのだが、その度に私は涙してしまうのだ
なぜか、「殺せんせー」の誠実さと悲哀と苦悩に、こころが痛くなるのだった
今日の映画でも、もちろん泣いた
映画自体にはいろいろと難癖はつけられそうだが、そんなのどうでもいい!! 私は「殺せんせー」の最後を見届け、泣いてお別れしたかったのだ(事前にラストはどうなるかは知らない)
暗殺者として、立派に成長した生徒たちが、暗殺とは関係ない世界に旅立っていく
彼らは人間としてのスケールを拡げて、職業につきながら社会に影響を与えていくのだろうと思う
ありがとう 殺せんせー
あなたをリスペクトできる自分をまた誇りたいような気持ちにもなりました
「自分と同じように敵も 考えていないか 頑張っていないか
敵の能力や事情をちゃんと見るようになる
敵に対し敬意を持って警戒できる人 戦場ではそういう人を・・・
『隙が無い』と言うのです」
「人を騙すには 相手の気持ちを知る必要がある
言葉に工夫をする必要がある
上手な毒の盛り方
それに必要なのが国語力なのです」
「殺るべき時に 殺るべき事を 殺れない者は…
この教室では存在感を無くして行く
刃を研ぐのを怠った君は暗殺者じゃない
錆びた刃を自慢げに掲げたただのガキです」
ネットでも色々と暗殺教室の名言集が出ているので嬉しくなりました
※KISSのポールスタンレーや、殺せんせー漬けの週末であったが、なぜかおじさんには彼らからエールをおくられたような気がしてならないのです(^^;)
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