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2014年7月21日 (月)

合気眞髄 神様につながった電話

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保江邦夫氏の新刊「神様につながった電話」を一気に読んだ。
今月出たばかりの前作「合気眞髄: 愛魂、舞祈、神人合一という秘法」は、シリアスに合気道についての探求をつづっていた。本作も合気探求をベースにしながらも、著者にまつわる神秘的なエピソードが読みやすく散りばめられている。
 この本はもし、10年以上前に出版されていたら、様々な波紋をよんだかもしれない。しかし、時代は新しい世界、新しき閾を求め、パラダイムを変容させようとしている。
 
 武道は、現在、様々な顔をもってきている。スポーツ競技化はもちろん、自己啓発のメソッドとしての活用、健康や生きがい対策、礼儀作法の学習活用.......。
 武道の本質とは何かを問う、解釈、哲学的な思考を用いた書籍は多く存在するが、本書は著者の神秘体験をベースにした実体験からの武道論である。武道のなかでも、特に合気道は宗教との接点がなければ存在しておらず、開祖の植芝盛平翁は宗教家、神秘家としての側面をもっていた。否、側面というよりも、宗教家そのものであったのではなかろうか。
 宗教と武道のルーツが、形骸化され、エピソードとしてしか解釈されていない現状を考えると、本書の著者の体験は我々に本質的な問いかけをしてくる。
 武道とは何か、合気の本質、ルーツとは何か、武道修養とスポーツ練習の違いは何か.........。
 
 短時間で読み終えることのできるこの本の中のエピソードを信じるかどうかはともかくも、そんなことをありえるものかと一笑に付す人とは、あまり深いお付き合いをすることはできないであろう。

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