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2014年1月 5日 (日)

神戸 お正月旅行

このお正月は、関西旅行に行ってきた。

 お正月に旅行というのは初めてであるが、昨夏に父が亡くなって母も少し自由になったので、86歳の従姉妹と旅行に行こうと二人で勝手に決めたのだ。僕は気乗りしないというか、自己主張のお強いお二人のお婆さまたちとは行きたくなかったのだが、無理矢理に付き合わされたのであった。

 行く場所は任すというので、数日にわたってお婆さまとずっといるのもイヤだし、炭粉良三先生(海鳴社の合気シリーズ著者)ともお会いしたかっので、先生のいらっしゃる神戸周辺を目的地にしてみた。先生にも正月のご都合をお伺いしたところ、幸いご都合のつく日があったので早速、旅行の手配をすることとなったが、年始の帰省ラッシュを考えると、新幹線、宿の手配が大変だと思い、旅行社の団体旅行に申し込んだ。

 有馬温泉、神戸、京都という組み合わせの三日間の団体旅行である。僕たち夫婦とお婆様二人で申し込んだが、炭粉先生とお会いてきるというので、泪橋冠光寺倶楽部の事務局のY田さんと、K本さんをお誘いしたところ、数日たってから、お二人から同行参戦します!!というお返事を頂いた。まさにバラエティに富んだ総勢6名の旅行グループが結成されたのだった。

 一日目

 東京駅に8時10分に集合。このツア-の参加者は45名で、やはり年齢層が高めである。特に僕たち6名のグループは異質な感じがした。

  Cimg3237新幹線で新大阪に着いてから、バスで有馬温泉「太閤の湯」に向かった。正月ということで混んでおり、入口には60分待ちの表示があったが、僕たちはツアー旅行のため、そのまま入浴することができた。温泉はいろいろな種類があり、天然温泉でとてもからだが暖まった。しかし、予定よりも早く着いたため、3時間ほど温泉に滞在することになり、時間をもてあましてしまった。Cimg3240

 ツアーでは、夕方の神戸港からのディナークルーズがコース内容に含まれていたが、僕たちは炭粉先生と三宮でお会いするため、お婆さまたちを添乗員さんにおまかせして、別行動することとした。少しだけだが待ち合わせ時間に余裕があったので、行く途中に生田神社で参拝した。

 炭粉先生の御馴染みのお店には、先生の奥さまと、気空術の畑村洋数会長(拳友会)と師範の方が参加してくださり、神戸組4人と東京組4人の面白く楽しい組み合わせとなった。

 そこでは、凄いサプライズがあり、炭粉先生が所蔵しておられた中村天風先生の自筆の書が、畑村会長に贈られ、僕には天風先生の筆画が贈られたのであった。中村天風先生の自筆の色紙は、大変価値があるもので、天風ファンにとっては、喉から手がでるくらい欲しいものであろう。その書を頂けた喜びとともに、天風先生を敬愛してやまないはずの炭粉先生が、その作品を二人に譲って下さるとはまさに天風哲学を実践なさっているのだなと感激したのであった。

 そして、僕の奥さんと、事務局の二人は畑村会長とも初対面であったが、会長の暖かいお人柄と、誠実さゆえに、初めてとは思えないくらいうち解けていった。畑村会長と炭粉先生からは、武道家としての追求心と、人間味溢れるユーモアが強烈なオーラのように発信されていた。まさに、この二人は最強コンビであり、不滅のバッテリーである !

 そして、先生の奥さまも素敵な方で、初対面だったのにもかかわらず、何のご縁か、なんとY田さんと、僕の奥さんが奥さまとこの1月、ある団体の新年会で合体することになった !。 このように愛魂は人をひきつけ、繋いでいくのかと感心したのでした。

 また、拳友会の師範も、武道家としての大きな可能性をもった方で、武道の強さとともに、優しさを兼ね備えた好青年であった。

 こうして、神戸組と東京組の新年会は、殆どが初対面にもかかわらず、楽しく愉快に、未来につながっていく可能性を秘めた時間を過ごしたのであった。

 二日目

 朝、母と会うと、「飲むものがなくて大変だった。仕方なく洗面所の水を2杯飲んだ」と小言を言われた。........どういうことか、よく聞いてみると、夕べは船で中華コースと生ビール2杯のんでホテルに戻り、9時に寝た。朝、のどが渇いたが、部屋になにもなく、自動販売機も廊下になかったので、洗面所の水を飲むしかなかったということである。....外にコンビニもあるし、フロントにきいてもいいし、まして部屋で沸かすポットには洗面所の水を使うんですから、その水は飲めるんです!! と答えても、母はやはりご不満の御様子であった.......のだ。Cimg3245  二日目は神戸フリーの日である。お婆さま二人のことを考えて、移動のためにレンタカーを借りた。まず、二人が行ったことがないという淡路島に行って、伊弉諾神宮と石屋神社に参拝した。

Cimg3256 その後、昨夜の宴会で教えて頂いた増田屋というお寿司やさんで昼食。肉厚で安いお寿司に皆喜ぶ。お婆さま方はビールがすすんだ御様子。

 その後、六甲山に登る。寒かったが、とても綺麗な夕日と夜景に見とれてしまった。

Cimg3262 夜は、お目当てのステーキランドが満席のため、元町のステーキ屋さんに入った。その後、近所で炭粉先生と合流。お婆さまたちも炭粉先生に会いたいというので、連れていく。結局、零時近くまで飲んでしまったけど、とても楽しい時間であった。

 三日目 

 8時のバスで京都に移動。伏見稲荷、祇園、西本願寺と巡るが、さすがに疲れ気味である。午後5時半京都発の新幹線に乗って、ビール、にごり酒などを飲んで、酔っ払っているのは、車内では僕たちのグループだけであった。

 午後8時半に帰宅し、ホッとする。

 今回の旅行では、神戸の皆様とも楽しく有意義な時間を過ごせたし、限られた時間ではあったが神戸観光を満喫できた。

 そして、僕は、炭粉先生、畑村会長と出会い、自分の中途半端さ、いい加減さに気づかされたのだった。もちろん、僕は武道の専門家ではないのだが、生き方としての武道、人とのつながり、世界との関わりとしての武道を学んでいる身としては、お二人の武道者として、或いは探求者としての一貫した生き様には、感服するしかなかった。今回、自分が感じ取った何かをさらにさらに掘り下げていきたいと思います。どうも、ありがとうございました。

 最後に....いろいろうるさいお婆さまたちに付き合ってくれた、Y田さん、K本さんにも感謝 !

 今年はますます良い年になると確信しました !

 

 風呂に入って、晩酌していたら、旅行中のお婆さまたちの暴言フレーズを思い出しましたので、ご紹介しておきます(*^-^)

○(炭粉先生に対して) 私よりあんたの方がずいぶん年下なんだから、「先生」と呼ぶのはおかしいわよね。あんた、今度、この子ら抜きで、わたしと一対一で飲みなさい !

○(宿泊したのがシティホテルで馴れていないため) お風呂に入ったのは、有馬温泉の一日だけ。旅行してお風呂に入れなかったのは初めて (ホテルの部屋のバスタブにお湯をためればいいだけだったのに、上膳据膳の温泉旅館しか泊まったことがなくて、自主行動には至らなかった)

○(神戸に行ったからには神戸牛を食べたいと言っていたのに) 私は牛肉よりも豚肉が好き。牛肉だったら、もっと味が濃いほうがいい(レストランの最高級のステーキを注文したくせに!)

○(夜景が綺麗な六甲山に苦労して登っていったのに) 寒いから、夜景なんかいい! (では暖かい車内から景色を見ましょうといっても、拒否的態度)

○(お寿司を食べながら) この値段でこれだけのものが出るんならいいわ。でも、ご飯が多すぎるわ。

※夜の睡眠時間以外は、車内でも、どこでも、お婆さまたちはずっと喋りっぱなしだった。二日目は午前四時に目が覚めて、洗面所の水を飲んでから、そのまま喋っていたそうである。(お婆様たちは同室)。

※一日目の午前の新幹線車内から、ビールを飲んでいたのはお二方だけであった。

 

  

 

 

 

 

 

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