« 2013年9月 | トップページ | 2013年11月 »

2013年10月

2013年10月27日 (日)

ナイチンゲールの武道

 昨夜は、柔術同門のKさんと同僚の若い女性(看護師、栄養士)二人と、僕と母とでBARで飲んだ。あいかわらず母の独演場となり、母が二次会に行こうというので、仕方なく母宅に行った。そこで、Kさんは女性お二人に合気上げを行なった。

 力をこめて抑えられた両手を上げることは困難だが、相手を愛するようにすると上がることを実証したのだが、彼女たちの反応はイマイチであり、特に看護師のNさんは「愛するだとのどうだのって、私はそういうのは嫌い!気持ち悪い!」とはっきりとおっしゃった。それに母も同調し、変人扱いされた我ら二人は、行く場を失くしたのであった(;д;)。

 さて、その柔術であるが、これをいうとまたもや変な目でみられそうな実験を行なった。

 通常では動かない体勢の相手を動かしたり、投げたりするのに、力を込めてはいけない。これは基本である。次に、力をこめるのではなく、意識を臍下に置いたり、愛するようにして相手と接すると相手は動くようになる。

 そして、今回は看護師として働いている女性に、実際に看護服を着て頂いて、それを見て技をかけるという?ことを行なった。看護師さんは美しい方でナイチンゲールのようである(実際のナイチンゲールが美人かはわからないが)。

Imagesca0inh8b  完全に脱力して寝ている状態の相手を起こすときも、力づくだとギコチナクなってしまうが、愛するようにすると割りとスムーズに起こせるようになる。そして、眼の前に立っている看護師さんを見ながら相手を起こそうとしたら、フワーッと相手が上がったのだ。相手にそれぞれ(力・愛・看護師)の違いを訊ねると、看護師さんパターンがいちばん抵抗感なく、起こされたとのことであった。

 これはどういうことだ!?

  相手を何とかしようという意識を外すことは、合気道などの武道では基本になっている。相手を愛するという柔術も同様である。今回の看護師さんに意識を合わせるというのも、同様の手法のひとつと捉えられるかもしれない。しかし、一番効果的であったのはどういうことなのだろう。

 ひょっとしたら、意識をある状態にコントロールしようとするよりも、直接視覚によるイメージの方が、より速く身体動作に影響を与えるのかも知れない。武道でもスポーツでもイメージトレーニングを活用することは多いが、○○という状態をイメージしようとするとは、イメージしようという意識がはたらく。しかし、ナイチンゲールが眼に入ったときは、イメージしようとする必要はなく、即座にナイチンゲールそのものになっている。

 そして、看護師さんが視界から離れていったので、看護師さんの姿を想像しながら、技をかけてみると同様の効果があった。これはどういうことか? 実際に肉眼で見て同化するという仮設が成り立たなくなる。

 もうひとつの仮説としては、 ナイチンゲールのようなイメージは瞬時に自分と同化しやすいということだ。実際に眼で見ていなくても、視覚的イメージをもつだけで、身体変化を起こすことになる。○○状態、○○な自分というイメージは作為的であり、表面意識の活動が中心となりやすい。ナインチンゲールのようなイメージは○○しようという作為性とは無縁であり、ストレートに潜在意識に入り込んでくる。

 多分、ナイチンゲールではなくても、赤ちゃんや、愛するペット、美しい自然、感動的な喜び.....自分とひとつに解け合えるものがあれば、それが瞬時に身体に反応し、予想外の動きが可能になるのかもしれない。

 一見、アブナイ稽古であるが、実はかなり奥深い稽古なのではないだろうか。(-ε-)

 

  

 

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年10月22日 (火)

勧誘電話さまさま

200 昨日は、早めに帰宅できたので、夕食後9時からトム・クルーズ主演の「オブビリオン」DVDを観ようとしたところ、U係長からの電話が鳴った。イヤーな予感がして、受話器をとると、会議資料が変更になったとのこと。万が一、職場にカムバックと言われたらヤダナァと思ったら、残業していた方々に協力いただき大丈夫とのこと。ということで、映画が始まっても、10分くらいは近未来の地球に集中できなかったのであった。

 さて、ここ最近は良い感じで日々が過ぎていく感覚があったし、自分も比較的に機嫌よく過ごしている気がしていたのだが、本日はかなり感情的になった出来事が発生した。

 それは....勧誘電話である。

 数週間前に、不動産購入電話がかかってきて、たまたま僕の職場の近くにいくのでお会いしてお話ししたいという、いかにも危ないお誘いであったので、興味なしとお断りした。

 それから、夕方毎日のように電話がかかってきた。部下に取り次がないように伝えておいたのたが、今日、たまたま僕が自分のデスクにいたときに、かか ってきたので、いい加減にしろと言うからと取り次がせた。

     頻繁にかけてきているようだが、どういうつもりか?

  たまたま近くにいく用事があるので、是非会っておはなししたい。

 前回、興味ないと言ったはずだ!

 興味ないと会わないとは違う次元のはず。

 こういう勧誘が多いので迷惑している!

 勧誘が多いという理由で、本件を断るんですか?

という、言葉の揚げ足をとって、疑問系で相手を混乱させる戦法だと思ったため、ガチャっと受話器を置いたのだが、自分の鼻息が荒くなっているので、驚いてしまった。相手の生意気で詐欺まがいの口調にかなり興奮して、怒っているのだ。相手の巧妙な(実は幼稚な)会話術に翻弄されて、感情をセーブできなくなっていた。

 Photo_2 周囲の部下たちも聞き耳をたてていたようなので、大声は出せなかったが、こういう男は許せん!" こういうタイプがストーカー事件を起こすのだ!! と怒り心頭なのである。

  しかし、冷静になってみると、電話を頻繁にかけてくるといっても、業務に支障がでるほどではなく、今日は2回目の通話である。それだけのことなのだが、さも重大な嫌がらせをされているように感じたからこそ、冷静さを失ってしまったのだ。 

 勧誘してきた彼は多分、一日百人単位で勧誘電話をして、殆どが怒りを買っているはずである。それでも1%が喰いついてくれば元はとれるのであろう。相手からすれば、リストの中のひとりにしかすぎないのだ。所詮そのような相手に対して、被害妄想的な防衛反応をしたのだ。

 僕の妄想パターンは、勧誘電話が毎日かかってくる→電話に出た部下たちがうんざりする→解決しない上司に不満→こんな上司は信頼できない→部下との関係悪化!! というような感じかなぁ(゚ー゚; 

 まるで、ちっちゃな虫さされを気にして、掻いてよりひどくしてしまうようではないのか。

 勝負で言うならば、相手の狡猾な心理作戦に翻弄されて、冷静さを失い、感情的になって身体動作能力に制御がかかったリスキーな立場である。感情的になって緊張した時点で負けである。はっきり言って、僕は今日は負けた!!

 今回の出来事は、安定していたと思い込んでいた自分の中に、怒りや不安、攻撃性や幼児性の存在があったことに気づかせてくれた良い機会であったように思う。まず、自分の実態を見よ!!変化しようとするときには、試される出来事が生ずるという。

 ダンスをするように生きてみたいと最近は願っているのだが、上っ面だけでリズムにのっているだけでは幼児レベルであろう。どんな状況でも、自分の否定的側面に翻弄されずにリズムをとって踊れるような大人レベルになりたいと思う今宵の酒であった。

※今日はカラダがトレーニングしたい、したいとうるさかったので、短時間だがジムで運動をしてきた。やはりカラダを動かした後は、意識もスッキリすることを実感!! この意識で日常を生きたいものだ!! 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ロンドンゾンビ紀行

映画

200  ロンドンの下町にゾンビが出現し、最後は老人ホームのお年寄りたちが、ゾンビたちを銃火器でぶっ放していくというバカ映画。

たいしたストーリーでもないのだが、イギリス映画特有のブラックな笑いがあって楽しめた。中でも、歩行器をつかって逃げるおじいちゃんとノロノロと追いかけるゾンビの駆けあいが絶妙である。2002

 ほんとにクダらない映画なのだけど、こういうのをお酒飲んでゲラゲラしているのが、けっこうシアワセなのだよなぁ。

   それに比べて、本年度アカデミーショー3部門にノミネートされた「ザ・マスター」はも新興宗教の教祖を扱ったドラマということで期待していたが、大した山場もなく退屈な感じであった(まぁ、ゾンビ映画で喜んでいるレベルでは、物語の深遠さが理解できないのも仕方ないか)(-ε-)

前立腺の友?

 14日(体育の日)夜、保江邦夫先生の講演会に参加した。先生が13日に参加したパーテイーにとても若々しいお年寄りが同席していて、若さの秘訣を聞いたら、前立腺ガンであったが、鹿児島のビール会社の麹ドリンクを飲んだら、消えてしまったとのこと。その方は酒、タバコ好きであり、他にもガンが見つかったが治ってしまったとのこと。

Cimg3063 それを聞いたビール会社の社長は「前立腺の友」という凄まじいネーミングをつけて販売開始したらしい。そして、偶然にも!?  その社長は今年春に先生とルルドに同行していたのだった。

 いまのところ前立腺に異常はないが、好奇心旺盛な僕としてはさっそくネットで調べてその麹ドリンクを試しに購入した。ただし、「前立腺の友」ではなくて、もっとアルコール度数が高い発泡酒の「麹の力」にしてみた。スパークリングワインっぽい味がした。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年10月13日 (日)

委員会で大笑いされる

 僕にとって10月は仕事の大きな山場がある月だ。

 10月中旬まで長丁場の特別な委員会があり、そこでの質疑に答えなければならない。とくに、四月に異動した部署は、組織の中でも一二を争うほどの仕事量を抱えているため、委員会の中でも審議対象になりやすく、人間サンドバックか生贄かという目に会ってしまう怖ろしいところなのだ。

 ずっとあの怖ろしい本番のために残業が続いていた。唯一の楽しみは帰宅してからの一杯だけである。土日も休日出勤して資料整理を続けた (日曜の遅めの午後には柔術稽古に行ってきたが)。

 そして、いよいよ先週後半から審議のクライマックスに入った。二日目の審議内容は、直接担当していない領域だったので、満員状態(100人位)の会議室には入らず、ただ、一応関連しそうな事業が一つだけあったので、念のため審議中継している別室(50人くらい)でやりとりを聴いていた。

 夕方近くになって、スピーカーから委員長の「これで審議を終了します」という声が聞こえたので、ホッとして退室しようとしたが、何か雰囲気がおかしい。どうやら、質問が出ているようである。何を言っているのかわからなかったため、慌てて近くに座っていた同僚に「どこのことを質問しているのか!?」と尋ねたら、僕の危惧していた関連事業の隣ページを指していたので、一瞬安心したが、やはりどうも様子がおかしい。僕に関わるフレーズがスピーカーから聞こえているのだ。(・・;)

 数秒後、委員会担当者が血相を変えて、別室に飛び込んできた。辺りを見回している。僕のところで視線がとまった。僕は自分の胸を指差し、ジェスチャーで「オッ、オレか!!?」と伝えたら、担当者は頷く。

  なっ、何を質問したのかわからへんやないか! (゚д゚;)

 血相を変えて、僕は会議室に駆けつけ、一気に扉を開けた。すると、審議がストップした状態なので、やむを得ず関連した事業の管理職が挙手した寸前であった。

 思わず僕は大声で「委員長~」と叫ぶと、会議室は大きな笑いに包まれた。僕は早足で関連管理職のところに行って、「質問内容は○○でいいの?」と確認して、マイクの前に立った。その瞬間、何かが違っていると感じた。それまでのずっと緊張感に満ちた委員会でなく、何かホッとしたような、明るいイメージに変化しているように感じたのだった。

 一気に1分程度の説明を終えて、無事に終了した。

 自分の中で、あの瞬間はなんだったのかなぁと自問自答していた。委員会に急いで駆けつけたのが、可笑しかったのかも知れへんなぁ。

 しばらくしてから、会議室で委員会のやりとりを目撃した柔術同門のKさんからメールが届いた。

「さながら、ダンスしながらの登場でしたね! !   

重い空気が軽やかになった瞬間。スゴすぎ。

お疲れさまでした」

  そうだったのか!!  自分でも不思議だったのが、緊張してガチガチになっていいはずのシュチエーションなのに、なぜか愉しい気分で、まるで花道を歩くプロレスラーのようなノリで動いていた。アタマではなく、カラダが勝手にドンドン動いて、自分を導いているような感覚であったのだ。

 保江邦夫先生からは、ダンスするようにカラダを使うことを学んでいたが、Kさんのメールで気がついた。あの不思議な高揚感はダンスだったのだ!!!

 今回のように非常に重苦しい重圧感がある場面に遭遇したからこそ、ダンスすることの可能性と素晴らしさを実体験することができたのかもしれない。

 「ももいろクローバーZ」の労働賛歌にもあるではないか。

働こう働こう
その人は輝くだろう
働こう働こう
生きていると知るだろう
ただじっと手を見ていたんじゃ
一握の砂さえこぼれるから

 まさに僕たちは働くことから学び、働くからこそ輝くことができるのだ。

 ※ その翌日、僕への集中審議があったのだが、殆ど緊張することなく答弁することができた。もちろん、まだまだ反省点は多いのたが、リラックスして重要な仕事に向き合うことの大切さを教わった貴重で有難い体験であった。

 

 ※さて、ハナシは全然違うのだが、一応日記なので記録しておく(シモネタなので注意!)。

 八月から大事なところが少しヒリヒリしていた(断じて不自然な行為はしていません!!)。これは過酷な武道稽古が原因なのか、親父の逝去のストレスかと思いつつ、気にせず、オロナインなどを塗っていた。しかし2ヶ月たった現在でも、ヒリヒリ感があったので、インターネットで調べてみた。

 「○○ ヒリヒリ 痛み.......」

 すっ、するとどうであろう。怖ろしき病名群と、おぞましき画像の数々...。(~д~*)、

 もう病気かもしれん!!という恐怖に居ついてしまった為、昨日近所の総合病院に駆けつけた。

 「泌尿器科」・・・・。そういう診療科があることは知っていたが、まさか自分がそこにお世話になるとは完全に想定外である。まず、初診受付で若い女性スタッフに、どうなさいましたと聞かれときには困った!!!  そして、質問票にカラダの図柄が書いてあって、病気の部分にチェックを入れて、その状態を記入しなければならない!!......あー。こうして書いていて悪夢がよみがえってきたぁ。

 それから看護師さんから、尿検査するといわれてトイレでお小水をとって、待合スペースらしき廊下でしばらく待つ。内科と外科の受診者で満杯状態の廊下で、泌尿器科から大声で名前を呼ばれた為、皆が一斉にこちらに視線を向けてきた。

 診察医は、精悍な40代の男性医師。どうなさいましたときかれ、ひりひりとこたえると、よそうどおりにふうぞくとかいってませんかときかれたので、いやいやけっしていっていません、なにもやましいことはしいません、ちかって...とこたえた。

 では、診てみましょうと言われたので、いろいろといじられ、確かめられて.........「異常なし」ということであった。薬くらい投与されるだろうと思っていたら、薬も必要ないでしょうとのことであった。

 いろいろと深刻なケースを診てきたドクターとしては、このくらいで気にすることはないよということなのであろう。

 今回学んだのは、状態は中立、無色であり、色つげをするのは意識であるということだ。

 ただひりひりしているだけなのなのに、「異常事態」と決め付けた途端に「病気」と化し、自分を苦しめ、神経質になって、病院に駆けつけることになった。

 自分としてはたいしたことないと思っていたのに、ネットでみた怖ろしい情報に翻弄され、客観性を失ってしまった自分を恥じる。そして、受付女性や看護師さんに説明したことも恥じる。

 以上!!

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年10月 1日 (火)

51k70bloll__aa200_  昨日AMAZONから、保江邦夫先生の新刊「予定調和から連鎖調和へ」が届いた。

とりあえずパっと読んでみた。はっと驚かされたり、ホロっとする場面があったり、まさに保江ワールド全開である。

今日は仕事で大事な委員会があったのたが、本の中の「いい加減がいい、明日できることは明日やる」などのフレーズが気に入って、準備もせずに昨晩はワインなどを飲んでしまった。

 しかし、今朝気づいたのだか、今日しなければならないことは今日しなければならなかったのだ!!!w(゚o゚)w

それでも半端な愛機であったが、なんとか無事に委員会審議を終わることができたのだった。

 

 ※この本を読んだら、当たり前のように繰り返す日々が、新鮮な海外旅行にきているような感覚になった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年9月 | トップページ | 2013年11月 »