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2013年6月 7日 (金)

時空に委ねる 時空に任せる

 昨日は、関西から空手の指導的立場にいらっしゃる方が東京に来られた。僕とその先生とはご縁があり、ぜひともお会いして、お酒を酌み交わしたいと思っていた。しかし、僕の仕事の調整が難航しており、当日はかなり遅くなる可能性もあったため、数日前に母と飲んだときにそのことを話題にしたら、「ワタシが会ってあげるよ」とおっしゃったのだ!!

 しかし、母と先生の二人だけの宴会というシチュエーションは想像しづらいので、僕の奥さんが予定していた研修をキャンセルして参加してくれることになった。それから先生の魅力を理解するであろう親友にも声をかけた。そして、合気道の道友数人にもメールしたら参加すると返事が来た。そして母は、親戚二人にも声をかけていたのであった。

 先生のことを知っているのは唯一、僕一人だけであり、参加者同士も知らない人が半数はいる状況であった。幸い、僕は残業せずに、会場である母の行き着けの寿司屋に向かうことができた。

 空手の先生を囲んで、80歳の母、86歳の叔母、63歳の叔父、奥さん、特別養護老人ホーム施設長、差別問題に取り組んでいる女性、合気道有段者たち......。お互いのグループ以外を知らない多種多様に入り組んだ人たちが、一堂に会した。

 そして、スタート時から、先生の豊富な話題で盛り上がり、途中からの体技のデモンストレーションを行ってからは、参加者たちの身体反応が渦と化し、不思議な一体感に包まれたようであった。

 これほどまでに、愉しく、無邪気になれて、エキサイティングな飲み会はめずらしい。午後6時から11時頃まで宴会は続いていたが、寿司屋も生ビール樽がなくなってしまい焦ったらしい。今朝はみんなから、昨夜の会はとても楽しかった、先生と会えて良かったというメールが届いた。

 先生が、これから東京にいらした際には、先生を囲む会を開催することに決定した。

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 先生からは、いろいろな気づきのキッカケを与えられ、僕の中では何かが躍動しはじめていた。今朝は、職場でふと、ある言葉が浮かんできた。

 「時空に委ねる.....」 「時空に任せる.......」

 この世界は、思いが現実をつくるともいわれている。積極的志向、ボジティヴシンキング、エンパワーメント等々、人間の意志の力を発揮すれば、世界を変えていけると信じる人は多い。

 しかし、どうも、ちがう。なにかがちがう。........

 自分を無理矢理に鼓舞して、人生に向かっていくのは、何か無理があるようだ。自分が考えた人生設計や、夢を追い求めるのもいいが、自分という枠、自分の世界観に居ついていては、どこかに無理が生じて、歪んでしまうような気がする。

 たぶん......人間は大きな運命の流れの中にあって、必要なものは時空がその人に運んでくるのではないか。

 ただし、時空に身を任せるとは、責任を放棄したり、虚無に陥ることではない。

 運命、或いは壮大なシンフォニーを司る「 時 空 」に思いを巡らせながら、自分に出来ることをココロをこめて行ない、パワフルに生きることが大切なのだ。

 自分の頭を使って、考えてもわかない悩みや、漠然とした不安に一喜一憂するよりも、時空の壮大なドラマに生かされている自分を中心に置いてみる.....その考え方が現在の僕にはしっくりいって、気持ちいいのである。

205743822_1 いま急に思いだしたことがあった! 大山倍達先生の「私の空手道人生」は、10代半ばの僕にとってのバイブルのような書であった。吾が生涯で最も読み返した本である。僕にとって最初の自己啓発の書であった。 本はもうとっくに手元にはないが、本の中で紹介されていた寝ながら自転車を漕ぐという脚の筋力トレーニング方法があったが、現在も朝起きてから実行していた僕に気づいた!!!

 

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