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2013年3月 6日 (水)

合気解体新書

仕事でずっと委員会審議が続いていたが、とりあえず今日で大方落ち着いた感じだ。僕は、左派系委員から、槍玉にあがったりしたのだが、何とか無事に終わることができた。

 さて今夜は、奥さんは友人と会食しているので、僕は近所の店で持ち帰り寿司と焼きそばを買ってきて、ビールとマッコリでの夕餉を終えてから、夕方amazonから届いた炭粉良三氏の「合気解体新51avfwachl__sl500_aa300_書」を読んでみた。

  気軽な気持ちで、ワイングラス片手に読み始めたが、どうも一般的な武道書とは違う感じがする。読者に対して、こうなんですよと解説しているのが一般的であるが、本書はそのような妥協がない。著者が真剣に問い詰めてきた事象を、そのまま読者にもストレートに突きつけてきているのだ。

 僕は、ワインを飲みつつも、心臓の鼓動が高まってきたのを実感した。僕は著者と闘っているような気持ちになって読み進めた。

 中途半端な武道論や、武術エッセイでお茶を濁すことなく、著者は自分自身を包み隠さずにさらけだし、師保江邦夫への想いと、愛魂に対する定見を文字にしたためている。

 すくなからず、武道を修業している僕としては、自分自身に炭粉氏の文章がナイフのように突き刺さってきた。後半のインド放浪記は武道と直接に関係しないが、著者の青春記となっており、面白く微笑ましい。

 著者の作品を読むと、師保江氏の懐の深さが伝わってくる。まるでイエスのことを記したマルコ福音書を想起させられたぐらいに、炭粉氏が冠光寺眞法を世に伝えた功績は多大であるのではないか。

 本書は保江氏の著書と同様に奇書である。しかし、従来の武道書、トンデモ系を超えた、新たな開けが垣間見える清々しい書でもある。

著者とは、僕の人生の主要キーワードである「宗教」「格闘技」「酒」....といったものが共通しており、かなりご縁を感じたのであった。

 まだまだ色々と感想はあるのだが、ワイン酔いしつつ、まもなく奥さんが帰ってくるのでこの辺でやめておきましょう。

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コメント

酒です.....
おおまかに一日のうち睡眠時間1/4、仕事等の覚醒時間2/4、酔っている状態1/4 です。
 
今夜も谷中で飲んできて、帰宅してからも蕎麦焼酎をいただいております。

投稿: takkun | 2013年3月 8日 (金) 22時56分

酒か……確かに必要ですよね我々の人生には。
有り難う御座います。

投稿: 良三 | 2013年3月 7日 (木) 18時26分

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