« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »

2013年3月

2013年3月31日 (日)

野口整体

 今日は整体講座に行って、活元運動と愉気法の基本を教わった。

 最近は野口晴哉氏の著作を読んでいるが、やはり実体験してみようということで、数日前に申し込んだのである。あきれられるかもしれないが、この歳になっても、我ながら、自分の好奇心と実行力には驚いてしまう。

 講習では活元運動とは何か、準備運動などを教わったが、やはり野口整体のカラダの動きは妖しいため、自分の表面意識が、そっ、そんな恥ずかしい動きは社会人としてやめなさい!とバリアーを張るので、なかなか自然に任せたカラダの運動は難しい。

 しかし、二人で組んだ愉気では、正座している僕の背中に講師の方が両手を当てて、さすったりしてもらっているうちに、背中の筋肉がほぐれ、カラダに気のようなものが巡回しはじめて、無意識のうちに前のめりになって、自然と床に胸がつきそうな格好になっていったので、驚いた。

 今日は整体が、合気と通ずる部分もあって、大変良い時間を過ごせた。

 講習後は、母たちと浅草橋「大吉」という洋食屋さんで合流して、夕食兼飲み会となった。

 はじめて行った店だが、料理も良くて、良心的な値段と、親切な積極態度だったのでファンになった。ちなみにうちの奥さんは以前に行って、すでに大吉ファンとなっている。

 さぁ、明日から、新しい部署での仕事開始だ!!!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月30日 (土)

おじさん ディズニーの「シュガーラッシュ」を観て大泣き!!

 昨夜、Y部長から映画の株主優待券を二枚頂いた。今日から奥さんが京都に二泊三日の旅行のため、一人で映画館に行った。今日は夕方から飲むために上映時間と作品を吟味して結局、「シュガーラッシュ」と「ジャツクと天空の巨人」というお子様向け3Dとなってしまった。

 映画館は午前9時半に到着したにもかかわらず、券売り場はかなりの長蛇の列であった。子ども向き映画なので、恥ずかしかったが、2作品を言うと、お一人でですか? と売り場のお姉さんに尋ねられたので、「じっ、実は家族が旅行に行って、優待券がもう期限切れになるので、ぼくだけでも観とかないと、券をくれた人に悪くて、そのぉ.......」などと、弁明しそうになったが、ばかばかしいので、ワタシひとりで観ますとこたえた。

 会場は、ほぼ満席状態。家族連れ多し。ひとりで、男、しかも中年以降の者は吾以外無し。

Images シュガーラッシュ

 今月、ゼロダークサーティー鑑賞時に本作の予告編を観たが、なにがゲーセンゲームの悪役だ!お菓子の国のレースだ! 大人をバカにするんじゃないよ! なんだこの子ども騙しの映画は!!と批判的にオジサンは受け止めたのだった。

 しかし、他にはこれといった作品も上映されていないし、またネットでの評判も高く、鑑賞することにした。

 ............これは大傑作だ!!!!!!!!!

 これまでもディズニーのCG作品はハズレがなかった。それはたいしたものであった。しかし、今回はいちばん観たくないような内容の映画だったにもかかわらず、オジサンは知らぬ間に口元が緩んでいる自分に気づき、そして数回目頭が熱くなり、最後はオジサンの頬を流れるものがあった。オジサンは3Dメガネがサングラスみたいなので、助かったのだ。

 この映画はあらゆる要素が詰まっており、大人にとっては仕事とは、自分の立場とは...とかのテーマを拾おうとすれば次々と出でくるのだが、そんなことはもうどうでもいい。

 たしかに、今日は80代の母と従姉妹、62歳の従兄弟と鍋を囲み、二次会はBARで飲んできて、良い気分であるのは事実だ。しかし、敢えてもう一度言おう。

 この映画は傑作である。

 頭で評価する映画が多いなか、これは体と心で感動する映画なのた゛!!。

 Photo そして、昼食(茹で太朗で天玉蕎麦)をはさみ、第二作を鑑賞する。

 ジャツクと天空の巨人

 これは、さらにファミリー度数がアップしており、かなり低年齢の子どもたちが親に連れられていた。

 まぁ、巨人との戦闘シーンなどはドキドキしてしまうのたが、どうも午前に観たシュガーラッシュが秀逸だったため、ついその感動を引きずってしまったようだ。面白いとは思うが、大味であり、心には響かなかった。でも、それを狙った映画だよと割り切ればいいのだろう。

 前半の展開は少々退屈な感じで、途中少々グロっぽいシーンがあり、幼少のお子さんたちは大丈夫かと心配になってしまう。やはり思ったとおりに、場内では幼い子らの泣き声、笑い声、お話声があって、オジサンは離れた席にいたからよかったが、付近のお客さんは大変だっただろうと思う。でも、それがまたこういう映画の楽しみの一つであろうとオジサンは納得してしまうのだ。

 こうして、土曜の半日を3Dメガネをかけながら、ディズニーと御伽噺のお子様映画を観終えたわけだが、オジサンは後悔していません。

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月25日 (月)

映画たち &

 今日は就業後に合気道稽古に行った。稽古後、親しい道友の方々と飲んできて、帰宅したのが11時半である。パッと風呂に入って、こうして梅酒ロックを飲んでいる僕は幸せ者であろう。

Photo 明日、ツタヤに返却するDVDがあったので、備忘録として(またレンタルしないために)、書いておこう。

 「アイアイ・スカイ」ナチスの残党が月の裏側にいて、地球侵略をするというバカ映画。評価はなかなか高く、劇場で観たというY部長や、S女性管理職も絶賛していたが、実際に家庭で観るとナンダコレワァという映画であった。うちの奥さんは、呆れていた御様子。1

  「ネイビーシールズ」本物の兵器、隊員によって製作された映画である。ミリタリーファンには堪らない映画らしく、かってエアーガン、モデルガン数十丁を保持していた僕としても、見逃せない映画である。しかし、あまりにもアメリカの自画自賛、ナルシストっぼいので、万人向けとはいえないだろう。

3  「ハンガーゲーム」近未来、各地区から選抜された少年少女が最後の一人まで殺戮しあう映画。バトルロワイヤルっぼく、チープな残虐映画ではないかと思っていたが、なかなかどうして、映画としての完成度は高い、面白かった。無意味な殺し合いは、やめよう。それならプロレスの方がよっぽど、健康的にエキサイトするし、活力増進となるよ。プロレスの完全復興を期待しています!!

 実は、....僕は基本的には、自分のブログを周囲の方々には内緒にしている。それは自分の内面をさらけ出しており、はしたないような気持ちとか、記事によっては影響ある方々もあるので、それを避けたいという理由からである。

 しかし、少数ではあるが一部の方々が、プログの存在を知っており、いつも呑んでますねぇという感想をよくいただく。

 そうなのだ、そのとおりなのだ。

 僕も出来れば、自分の良い面とか、自分を誉めてやりたいところを強調して、どうです 僕って凄いでしょ、良い個性でしょ、愛されるでしょ という記事でブログを構成したいのたが、日記という個人的には大事な側面があり、ユーモアに包みつつもダメなところもさらけ出してしまうのだ。

こんないい加減なブログだけど、今まで実際にお会いしたことのないリピーターの皆様がいらっしゃいます、本当にどうもありがとうございます。

 

 こんなことをクドクド書いていたら、午前零時半になってしまった。

Cimg2299 最後に、昨夜、花見後に奥さんと母と三人でかつて山谷といわれた地域にある居酒屋で飲んで、その帰りのバスで撮った母の写真をのっけておこう。

 80歳になったけど、チャキチャキの下町おかみさんで、なかなか可愛いところもあるでしょ。

 後姿が愛くるしいので、思わず撮った一枚です。

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月23日 (土)

人を見たら神様と思え

 ここ最近は、毎晩飲み会である。僕には休肝日が基本的にはないのだが、さすがに十日近くの飲み会は堪える。送別会が多いのたが、合気道の友人たちや、親戚との飲み会も入って、ホドホドにすべしとはわかっていても、ついつい飲みすぎてしまうのだ。

 こうして今週の出来事を想起しようとしても、夜のワイワイと飲んで悪態をついている自分の姿が浮かんでくるだけである。

 待てよ.....そうだ!、大事なことがあったじゃないか。

 数日前に人事異動の発表があり、僕は産業部門に異動となった。2年前に、現在の経理部門への異動が決まったときにショックを受けたことを思い出すが。最も行きたくなかったのが経理だったので、経理と自分の名前が書かれた内示をみて嘘だろう!間違いだろう!と何度も見直したのであった。おかげさまで、なんとか2年間、経理の仕事をこなすことができた。そして、今回の産業部門も組織で最も大変な部署といわれており、ここだけはイヤだなぁと思っていた矢先に、またもや白羽の矢が当たってしまったのだ。自分が苦手だと思っていることを引き寄せてしまったのだろうか。しかし、これも神様の大いなる計らいだと受けとめて、バリバリと頑張っていこうと決心したのであった。

 Cimg2262Cimg2269Cimg2265  さて、東京のお花見はこの週末がピークらしく、天気予報では明日 が雨となっている。今日は晴天であり、土曜出勤の奥さんが浅草方面に行くので、今朝はまだお酒が抜けきれていなかったが、早めに家を出て、一緒に隅田公園まで自転車で行って、プチ桜見物としゃれこむ。

 午前8時の隅田公園はまだ人出も少なく、また猥雑で貧相なブルーシート群も殆ど見えなくて気分がよい。

 帰りには、隅田公園の中にある牛島神社に御参りをする。この神社で思い出すのは、昨年夏にロンドンオリンピックに行く直前に御参りしたときに、手水場すぐそばの枝に黒い大きなカラスがとまっており、不気味であった。しかし、気にせずに手を洗い、口をすすぎ、本殿に向かったときに、水が跳ねる音がした。振り返って見たら、なんとカラスが手水場に飛び込み、水浴びをしていたのだ!!

 猛烈な暑さのなか、カラスは人がいなくると、手水場でバチャバチャして、火照った羽を冷やしていたらしい。

お、おれは、カラスの行水した水を口に含んで、ブクブク、ペッとしたのかぁ!!

 あのときの、手水場で口に含んだ水の生暖かさは現在でも、脳裏に焼きついている............。Cimg2271

  そして、帰りに自宅近くの本所中学校前を通ると、そこにも桜の木を発見。ここは王貞治さんの母校であり、記念碑が建てられていて、王さん自筆で「気力」と書かれてある。

 王さんも合気道を学んでおり、昨年は心身統一合気道会会長、広岡達朗氏との対談本を出している。

41l1viytyrl__sl500_aa300__2 活字中毒の僕は、本無しでは生きていけないタイプであり、ここ最近は忙しくて読書に十分な時間を使えなかったが、日常の隙間時間を活用して、できる限り読むようにしている。

 今週読んだ本の中で、特に印象に残った本といえば、保江邦夫著「人を見たら神様と思え」をあげよう。世には溢れんばかりの成功本、自己啓発本があるが、それらを数百冊読破してきた私が断言しよう。この本から、何かを掴めた人は、幸せの鍵を持っている人だと。

 ただし、この本、或いは保江氏の最近の著作は、武道、キリスト、UFO、業捨などのアブナ系要素がカオス状態として詰まっているため、理解し、共感するには一般読者には、なかなかハードルが高いことであろう。

 しかし、保江氏は世界的な物理学者であり、そして大学教授でもあり、またベストセラー 「置かれた場所で咲きなさい』の著者である 渡辺和子氏(ノートルダム清心学園理事長)や、数々の著作を出している矢作直氏(東大教授、東大病院救急部・集中治療部部長) といった方々との親交を考慮すれば、保江氏は決して一部の支持者だけではなく、ほんとうは普遍性をもった魅力があると思うのだ。

 一昨日は、保育関係の女性8人に男性は僕1人だけという一見恵まれたようにみえる送別会があった(殆どの女性はたくさんの人生経験がある方々......)。

 そこで、僕は保江氏のキリストの活人術のはなしをしたら、みんなが驚き、引き始めた....。保江先生! こういう扱いをされ続けてきたんですか! 先生はえらい!!!  。みんなからの変人を見るその評価をぶち壊そうとした僕はさらに、花束贈呈で退職者に対して、エドガーケイシーの言葉を語ってしまった。「一日のうちに3回、神は私に何を望んでいるのかを問いなさい」.....と

 「いったいどうしちゃったんですか"!」 「宗教家になったんですか!!」という批難にも似た悲鳴と笑い声のなか、僕への評価は固定されてしまった。

 そして、その後の話題は一日3回○○○シリーズといった、バカ話になってしまった...  。

 今週はそんな感じでした(◎´∀`)ノ

 ※以上のブログを書き終えてから、コーヒーを飲みながら、音楽をランダム再生したら、ハイファィセットの「幸せになるため」が聴こえてきた。泣きそう。

 隅田公園の花見にまさにピッタリの曲。これから花見に行かれる方はぜひ!

http://www.youtube.com/watch?v=YYw71_yClXI

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月17日 (日)

バレーダンサーの強さ

 今日は半年振りに柔術の稽古に行った。

 意外な視点での学びがあったのだが、特にダンスを踊った意識で技をかける稽古は、まさに眼から鱗が落ちるような体験であった。

 かつて、大山倍達氏は「バレリーナとはケンカするな」とおっしゃっていたそうだが、僕がそれを知ったときは、バレーで鍛えた筋力、跳躍力によるキックや、柔軟なカラダといったフィジカル面でバレリーナは強いのだと思った。しかし、今日の稽古によって、バレリーナの武器は鍛えられた肉体だけではなく、踊るときの意識、イメージ力、自然なココロの動きといったようなメンタル面での強さが大きいのではないかと実感した。

 稽古後、一緒に汗をかいた友人二人が我が家にきて、午後4時からお疲れさま会を開いた。奥さんが餃子や刺身、小鉢等々を出してくれて、グイグイ飲んでしまった。酔いが少し醒めたので、こうしてプログ更新してます。

さて、Photo週末観た映画は、

リンカーン弁護士」。タイトルが変だが、高級車リンカーンを事務所として使っている弁護士のハナシ。ちょっとふざけた映画かと思いきやImages、なかなか素晴らしいサスペンスとなっている。ハラハラする映画好きなうちの奥さん、絶賛。

ザ・レイド」 とにか殆どがアクションシーンの、ぶっ飛びインドネシア映画。激烈な格闘シーンでは観ている自分の身体が動いていた。ハリウッド版リメイクが決まり、来年公開予定の続編では松田龍平ら日本人俳優も出演するらしい。

 

「野口晴哉」

先週に引き続いて、再度注文した野口晴哉の本が5冊届いた。

Cimg2247 僕が野口晴哉という存在を知ったのは、約20年前であり、その著書を読んだときは、神秘的な整体の先生というイメージをもったが、どこか捉えどころのない感じがした。

 数年前に、石原慎太郎氏が著書「老いてこそ人生」で、野口整体のカラダが勝手に動き出す「活元運動」を実践していると書いてあって、驚いた憶えがある。

 なぜ、僕の中で野口晴哉がマイブーム化したのだろう。昨日、書籍が届けられて、そのような疑問が生じた。半月ぼと前からのことが、思い出せないなんてボケたか! と自分を責めた。

 しかし、よーく紐解いてみたら、なんのことはない。発泡スチロールの足湯器を購入したので、効果的な足湯の浸かり方を調べていたら、廻り回って、野口晴哉という巨大な存在に行き着いたのであった。

 野口晴哉と武道は、密接な関係をもっており、多くの武道家が野口整体を紹介している。

 数冊の著作を読み始めたら、面白い面白い。また、このブログでも、機会があれば紹介したいと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月13日 (水)

人間は空想で動く

今は、朝の6時。 一昨日の3.11には、防災関係で外泊し、お酒は一切飲まなかった。そして、昨日は11時間に及ぶ会議があり、夜九時に帰宅した僕は、ピッチをあげてお酒をグイグイ飲んでしまい、今朝は早く眼がさめたため、こうして日記を書いている。

 昨日、中村勘九郎さんと七之助さんを間近に拝見する機会があった。お二人は颯爽となさって、歌舞伎役者特有の洗練されたオーラが出ているように感じた。また、勘九郎さんの声が去年12月に亡くなった中村勘三郎さん、そっくりなので驚いた。

 お二人は、有名人であり、かつ、日本の伝統文化である歌舞伎役者という立場を意識しておられて、あのような凛とした立ち振舞いをなさっていたのだろうが、私には、一昨日に読んだ野口整体の創始者である野口晴哉氏の本の一節を思い出された。

 それは「人間は意志で動くのではなく、空想で動く。」 という言葉であった。

 お二人には、俺たちは歌舞伎役者でイケメンだし、ちゃんとしなくちゃというような意志よりも、自己や関係性におけるイメージというものを強く抱かれているように感じられた。歌舞伎の舞台、マスコミ、社会といった輪郭の中での自分の立ち位置をハッキリとイメージしていらっしゃるのではないだろうか。

 心が体を動かすとは、中村天風先生のお言葉だが、私はその心というものは強い意志であると思っており、それだとどうも力んでしまうような違和感があった。俺は○○だ! とか言葉だけ叫んでも実態は変わらない。

 実は、空想することが鍵だった.....。

 梅干をイメージして唾液が出るのも、暗闇でお化けででるのではないかと鳥肌が立つのも、結婚スピーチ直前に緊張して食欲がなくなるのも、すべて空想した結果、身体が反応するのである。

 意志の力というものは、空想と結びつくことにより、その本領を発揮できるのではないか。 

 妄想癖がある私としては、空想は得意分野であるが、会議中にも色々と妄想が出てきてこまるといった悪い癖があるので、そこは注意して、良い?空想をする妄想家にならなくては決意するのである。

 さっ、今からシャワー浴びてから、洗濯物干さなくちゃ!!!

 

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月10日 (日)

「ゼロ・ダーク・サーティー」と田舎に泊まろう

 今日の東京の午後は、街全体が黄砂が降ったような、黄ばんだ霧に覆われていた。こんな日は家にいるのが一番だが、昼前に晴れていたので、映画の予約をしており、マスクをして自転車に乗ってシネコンに向かった。(結局は黄砂ではなく煙霧とのこと)

Zerodarkthirty  「ゼロ・ダーク・サーティー」

 CIAの女性分析官が、オサマ・ビンラディンを探し、殺害実行するというサスペンス映画だ。関係者の話をもとにつくられた脚本とのことだが、どこまでが実話でフィクションなのかはわからない。

 ただ、拷問のシーンや、ビンラディンの存在がはっきりしないまま、隠れ家に突入するシーンに、現実はそうなのだろうなぁとリアリティを感じた

 自国の敵だからといって、パキスタン政府の了解もなしに、勝手にシールズをヘリコプターに乗せてパキスタン国内に入ることは、主権侵害である。しかし、堂々とパキスタン政府がなんだ、復讐が優先だと、殺害を実行してしまうのがアメリカである。

 アメリカ同時多発テロ事件の犯人だったとしても、スクリーンで映し出されるビンラディンの最後はあまりにもあっけなく、痛ましさを覚える。どうして最初から殺害ありきなのだろうか。なぜ、生きたまま捕獲しなかったのだろう。

 ハラハラドキドキのサスペンス映画としてのカタルシスはないまま、158分のドラマは、クライマックスのあっけないビンラディンの死に向かって進んでいく。

 日本がこの国とTPP交渉するのだと思うと、複雑な想いにかられるのは、僕だけだろうか。

 話は全然、変わるけど......

 注文しておいた野口晴哉氏の本が数冊、届いた。

Cimg2246  少しだけ、眼を通してみたが、やはり素晴らしい。以前読んだ「風邪の効用」のときは、なんか偉そうな感じの人だなという印象をもったが、そんなことはない。著者は人を納得させ、気づかせる言葉をもった方だったということを実感した。重厚であり、軽妙な部分もあり、読み終わるのが惜しくなってきそうだ。

 今日は、対極に位置するような「野口晴哉」と「ゼロ・ダーク・サーティー」に触れた一日であった。

beer....と、書いてから、夕食の時間となり、手作りピザなどと白ワインを飲みながら「田舎に泊まろう 震災再会スペシャル」を観る。美味しく料理とワインを頂きつつ、タレントが一般家庭に交渉し、泊まるだけという低予算番組に涙してしまう俺。

 特にダンディ坂野とスザンヌの泊まった家庭のご主人たちがよかった。それぞれ70歳を超えながら、お酒を飲んだ酔っ払い方が素晴らしい。それぞれ東北の方たちだが、やはり、普段ははにかみながらも、酒を飲み酔っ払って人懐っこい自分をさらけ出すのが、正しい日本男の姿なのではないかと教わった想いであった。

 この番組も「ゼロ・ダーク・サーティー」とは対極に位置するが、日本人の食卓(きちんとした)を観ると、食が人を、食が社会をつくっているというのが実感できた。

 ご飯に、味噌汁、納豆、漬物、煮物といった食文化がある国は、テロリズム、陰謀、暗殺といった「ゼロ・ダーク・サーティー」的な世界とは無縁だろう。

 この番組をみると、日本人に生まれて、本当に良かったと思う。そして、このような番組が好評でシリーズ化できる国は、世界でも稀な良い国なのだと思う。もちろん、現在のこの国には、いろいろと言いたいこともあるのだが、自分のできることをやっていきたいと思ったのだ。 

 結局焼酎サワーを飲んでから、ワインをほぼ一本飲んでしまった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013年3月 6日 (水)

合気解体新書

仕事でずっと委員会審議が続いていたが、とりあえず今日で大方落ち着いた感じだ。僕は、左派系委員から、槍玉にあがったりしたのだが、何とか無事に終わることができた。

 さて今夜は、奥さんは友人と会食しているので、僕は近所の店で持ち帰り寿司と焼きそばを買ってきて、ビールとマッコリでの夕餉を終えてから、夕方amazonから届いた炭粉良三氏の「合気解体新51avfwachl__sl500_aa300_書」を読んでみた。

  気軽な気持ちで、ワイングラス片手に読み始めたが、どうも一般的な武道書とは違う感じがする。読者に対して、こうなんですよと解説しているのが一般的であるが、本書はそのような妥協がない。著者が真剣に問い詰めてきた事象を、そのまま読者にもストレートに突きつけてきているのだ。

 僕は、ワインを飲みつつも、心臓の鼓動が高まってきたのを実感した。僕は著者と闘っているような気持ちになって読み進めた。

 中途半端な武道論や、武術エッセイでお茶を濁すことなく、著者は自分自身を包み隠さずにさらけだし、師保江邦夫への想いと、愛魂に対する定見を文字にしたためている。

 すくなからず、武道を修業している僕としては、自分自身に炭粉氏の文章がナイフのように突き刺さってきた。後半のインド放浪記は武道と直接に関係しないが、著者の青春記となっており、面白く微笑ましい。

 著者の作品を読むと、師保江氏の懐の深さが伝わってくる。まるでイエスのことを記したマルコ福音書を想起させられたぐらいに、炭粉氏が冠光寺眞法を世に伝えた功績は多大であるのではないか。

 本書は保江氏の著書と同様に奇書である。しかし、従来の武道書、トンデモ系を超えた、新たな開けが垣間見える清々しい書でもある。

著者とは、僕の人生の主要キーワードである「宗教」「格闘技」「酒」....といったものが共通しており、かなりご縁を感じたのであった。

 まだまだ色々と感想はあるのだが、ワイン酔いしつつ、まもなく奥さんが帰ってくるのでこの辺でやめておきましょう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2013年2月 | トップページ | 2013年4月 »