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2012年1月21日 (土)

二日酔いからアレルギー社会を考えた

 壊れたビニール傘の逆襲 

 一昨日は、今年度から芸術関係の組織でお仕事をなさっている恩師と飲んだ。僕は緊張と嬉しさで次から次へとお酒のおかわりをして、かなり酔ってしまった。当然、翌朝も調子が悪い。休みたいけど、会議があるので、冷たい雨の中を出勤する。 

 地下鉄の入口付近で差していた大きめ65cmのビニール傘を力任せに閉じたら、恐ろしいことに金属の傘ボネがガタガタと高層ビルの崩壊の如く崩れ落ちたのだ。まずい ! しかもホネがバーベキューの串先のようになってビニールをプスップスッと突き破ってきた。それも幾つも。 

  そのまま捨てるのも気がひけたため、あるきながら修復を試みるが失敗。そのまま車内に突入。座席は一杯で、立っている人もそれなりにいる状態。傘先を下にする持ち方だとビニール面と散在したホネが開いてしまい大変なことになるので、傘先を上にして上下逆さま状態でドア付近に立った。 

 壊滅崩壊状態で少し開きかけているビニール傘を上下逆に持っている男を、付近の乗客たちは不審そうにみつめてきたのであった。あ-恥ずかしかったぁ  (-゛-メ) 

  二日酔いによる被害

   というわけで、朝から大騒ぎの一日だったが、体内アルコール残量の影響で、夕方になっても調子悪く、アレルギー性鼻炎が爆発し、鼻づまりと咳に困った。昨日は雨で厳寒という天気のため、いつもは混んでいるさいとうクリニックも空いていると思って、仕事帰りに寄ると想像以上に誰もいないで、すぐに診察してもらう。風邪ではないので、アレルギーの薬だけ処方してもらった。 

  薬局にいくと、小ぎれいなおばあちゃん薬剤師が対応してくれた。お酒飲むから、夕食分は就寝前に服用でいいかと念をおすと、なかなか良い返事をいただけない。押し問答が続き「咳がでるときは、アルコール入るとひどくなるから飲まないの!」と一喝され終了。 

  帰宅してお風呂であったまってから、冷水(真水)シャワーを約1分浴びる。身体の調子悪いのにそんなことをしてバカかという声が聞こえてきそうですが、風邪ではないので、水浴びすることにより、アレルギーを抑制する副腎皮質ホルモンの分泌を促すのです。浴びた後は、とても爽快で温かくて、しばらくノー暖房、服はノー下着でスウェットのみで過ごしてました。

  アレルギーのこと

  アレルギーは、免疫細胞の暴走が原因らしい。勝手に暴走して、なんでもない花粉や、卵や牛乳を敵とみなして攻撃してしまう。その結果、身体に様々な過剰反応が生じ、花粉症やアトピーといった症状になってしまう。アレルギー増加の理由として、大気汚染や食品の安全性などの様々な見方があるが、人間自体の免疫力の低下、暴走も大きい。

  免疫機能を強化するためには、栄養とか休養が大切だといわれている。たしかにその通りだと思う。誰しも、偏った食事ではなく、野菜も果物も豊富に摂取し、夜更かしせずに早めに寝ることが大切だとわかっているはずだ。でも、それがなかなかできないのはなぜだろう。そして、それらがもしできたとしても、完璧とはいえまい。それは意識の領域であり、ストレスというものが免疫に対して大きな影響をもつということだ。

  ストレスは絶対悪ではなく、逆に免疫性を高めてくれる役割をもつ。ただ、バランスを欠くと心身に悪影響を与えて、悪さをしかけてくる。いうまでもないけど、だからストレスとどう折り合いをつけて付き合っていくかが、健康的な生活をおくる上では大切なことだ。  

 いま、PCに向かいつつ、テレビの報道バラエティを観ているが、日本全体がアレルギー疾患にかかっているような錯覚におちいってしまった。放射性物質の危険性を指摘する報道がこれでもかいうほど多いが、かたや放射能についての安全性を指摘する報道もあり、混乱している。安全か危険か、まだよくわからない混沌状態の中で、次々とどこそこで放射性数値がこれだけ出たという情報が流され続けてくる。私自身は、過剰反応傾向にあるように感じているのだが、この混乱した状況では過剰反応するなというのが無理なのかもしれない。放射性物質に関する免疫力がない私たちは、アレルギー症状を起こしているようだ。

  国政も、派閥争いや、政治家パッシングに明け暮れ、年金や震災復興、経済政策についてのビジョンがみえていない。取り組むべき課題は、膨大であり、それらは個別的であり、しかし財源的には一連托生でもありと、絡み合っている。一体、どこからどう取り組むべきなのか。優先順位は何か。テレビの討論を聞いていても、どうもはっきりしない。  

 そして、増税、円高ドル安、放射性物質が砕石場で発見、インフルエンザ患者急増、金正恩氏が核実験を陣頭指揮、石原都知事が芥川賞の選考委員を退任 などのニュースの洪水に浸り続けていると、生きるうえでの免疫性が破壊されてくるような気がしてきた。私たちの暮らす世界は、実は身近でもっとシンプルであるものだと思う。しかし、マスメディアによる影響は生活空間に入り込み、次々とこれは大変だとわめき、この平穏な生活も危機にさらされていると、過剰防衛ストレスを促進する。

 これら社会のあらゆる問題や、人生の中での課題に対する免疫力をつくるのに大切なのは、こども時代の環境や、教育であると思う。橋本市長はそのカリスマ性で注目されているが、教育方針を選挙で選ばれた首長が決定するという考え方には疑問がある。教育は一時的な選挙結果で左右されてはいけない領域だ。もし、4年ごとの選挙で首長が入れ替わる結果になって教育方針が変わっていったら、どうなるのだろうか。大人たちは状況次第によってコロコロ変わるから、全面的に信頼しては痛い目に会う、損することになるから信じるなという免疫をこどもたちにつけさせるだけではないのか。  

 いま教育については、学力低下や、教員の指導力不足やうつ病の休職増加、モンスターペアレンツなどの課題が目立つが、最も大切な教育理念についての定見が欠如しているのではないか。子どもにどんな大人になってもらいたいのか、社会はそのためにどうすべきか。現状ではかつての自分探し路線の失敗から、学力向上、競争力強化を目指す傾向にあるよだが、それは副次的なものであり、いま欠如しているのは、子どもたちが社会の構成員としての自覚をもって働いて、他の人と共生していくための準備としての教育ではなかろうか。

 まぁそもそも、大人自体がそのような意識ともっていないことが問題なのだけど.....。 

 定見がなく、規範が失われて、過剰反応する社会に、私はかなり危惧を抱いている。二日酔いと折れた傘の話から真面目な展開になってしまったが、また改めて過剰なアレルギー社会に対して考えてみます。(-ε-)

※ノンアルコールビールをバカにしてきた私ですが、薬剤師おばあちゃんのお叱りを受けたため、仕方なくマルエツでキリンフリーを2本買ってしまいました。ベストセラーになっている「甘い物は脳に悪い」(笠井奈津子)を読むと、カロリーオフのビールはおいしくするため人工甘味料や添加物を混ぜているが。それが身体にいいわけがない。本物のお酒には自然由来の栄養素が入っている。量は少なくとも本物のお酒を飲んだときの方が満足感は上と言われています。朝食を重要視しているところは私と立場が違いますが、その部分は納得するところです。でも、しばらくはノンアルコールのお世話になるハメなのかなぁ。

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