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2011年11月19日 (土)

仕事をするときは上機嫌でやる

昨日のブログで京都清水寺前の張り紙「仕事をするときは上機嫌でやる」を貼り付けながら、そういえば数年前に斎藤孝「上機嫌の作法」を読んだことを思い出し、お風呂に入りながら読み返してみた。 

 ・不機嫌さは「なんらかの能力が欠如しているのを覆い隠すため」だとしか考えられません。

 ・不機嫌な人を尊重するような社会を容認してしまっては、歯止めが利かなくなります。不機嫌というものは何の力もでもないことをはっきりさせ、社会に認識してもらいたいと思います。

 確かに人生いろいろあったけど、思い返してみると、不機嫌な人たちというのは、何かを隠そうとしているタイプが多かったようだ。それは大人というよりも、駄々っ子のような幼稚な存在のイメージがある。そういう僕自身は割と不機嫌にならないタイプだと思っていたが、仕事を真剣にやろうとすると、眉間に皺がよって恐い顔をしていると指摘されたことが何度があった。反省。

 ・知的な人間は、やたらとニコニコ愛想よく振舞ったりしないものだという思い込みもある。作家や学者というのはどちらかというと根暗で不機嫌なものに違いないというイメージ。しかし、実は作家も学者も本当に頭のいい人は知的かつ上機嫌な人が多い。

・今は「バカで不機嫌」が増大中です。気分をコントロールできるということは社会性があることだという意識を確固と持ちましょう。不機嫌が癖になると、動きにくくなります。運動不足と同じように、こころの運動能力が下がってしまうのです。

 「バカで不機嫌」が増大中というのが、面白くガツンときた。上機嫌に対するイメージも、ご機嫌伺いや媚びへつらい、というようなマイナス先入観がある反面、仏頂面をしてドッシリと構えているのが、頭を使っているような気がするのも事実だろう。インターネットで調べると仏頂面とは「仏頂尊の恐ろしい面相にたとえたもの。不機嫌ににふくれた顔つき。」とある。仏像の恐い一面をそのまま表現して、不機嫌に生きるのはどうなんだろうか。 それが得なんだろうか、幸せなんだろうか。

 合気道を稽古しているとわかるが、不機嫌な顔を実際にして、相手にからだを押させると身体が硬直化し、簡単に崩れてしまうが、笑顔をつくって相手に押させると、身体は柔らかく安定し動かない。 

 反応の速さ、周囲に対する感応力、柔軟で安定した身体の動きはこころが落ち着いた状態、特に上機嫌のときに最高のパフォーマンスを発揮するように思うのだ。 これからの時代は仏頂面だらけの集団組織ではなく、まさに上機嫌な人間集団こそが、困難な状況を切り開いていくのだろう。

 さてさて、今日はこれから奥さんが仕事から帰ってくるので、昨日買ったボージョレーヌーボーを上機嫌に飲みましょうっと。

 ※今日は大雨と強風のため、昼に茹で太朗に行った以外は、家で過ごす。昨日買った内田樹「呪いの時代」読破。DVD「スカイライン」を鑑賞。映画館で観なくて本当によかったパニックムービーであった。

 

 Images
※一昨日観たクリントイーストウッド監督「ヒアアフター」はとてもよかった。津波シーンが出てくるため、3.11と公開が重なり、途中で上映中止となった映画。死の世界に存在する人と現実世界を生きる者とのドラマだが、オカルトチックではなく、ヒューマンドラマとして完成されている。マットImages_3・ディモンを見直した。

 

 ※先週観たのは「英国王のスピーチ」。ラストシーンでは、指揮者が指揮棒を振るようにスピーチ指導をしていた。スピーチは言葉だけではなく身体性が肝だと勉強になった。 

 

 

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