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2011年6月26日 (日)

週末メモ

 昨日は、午前中は図書館で借りた小林よしのり氏の「昭和天皇論」を読む。昭和天皇についての様々なエピソードが紹介ざれており、後半の敗戦後に日本全国を巡幸される場面では、不覚にも泣けて仕方がなかった。 

Image 午後は、午前とは対極の映画「キック・アス」を観る。とにかく11歳の少女のガンアクションが凄い。このB級そのものの映画を観ながら、アメリカという国が土着的にヒーロー願望があること、悪は徹底的に叩きのめすことを良しとするとこが、改めてよ~くわかった。

 夜は奥さんと、母と親戚おばさん(84歳)と、浅草のあなご料理店へ行く。あなごの刺身というのを初めて味わうが、歯ざわりがこりこりして良い。味は、脂分ガ薄くなった平目のエンガワっぽい感じであった。この店は、カラスに糞攻撃された昼にランチで入って、あなご丼がおいくて、最後はお茶漬けでしめるのも気に入って、その場で土曜夜に予約を入れたのだった。

 さて、今朝は、中沢新一・河合俊雄編「思想家 河合隼雄」を読む。私はずっと前から、昔話の残酷さや、不条理さが、はたして子どもの情操教育上、良い影響を与えるのだろうかと疑問に思っていたが、私の考え方は非常に表面的で薄っぺらいものかもしれないと反省した。河合先生は昔話が、無意識の世界へ降りていく手段とされている。

人間の心に意識ができて以来、それを磨き上げ、人類の文明は進歩してきた。しかし、構築ざれた意識が、無意識の土壌から切り離されすぎると、それは生命力を失ったものになる。われわれは太陽について、雨について、あまりに多くの知識を得たため、太陽そのもの、雨そのものを体験することができなくなった。

 われわれにとって必要なことは、意識の世界から無意識の世界へと還り、その間に望ましい関係をつくりあげることではないだろうか。さもなければ、白日の太陽にさらされたねずみのように乾き死んでしまうことだろう。ここに、無意識の世界へと降りてゆく手段として、われわれは昔話に頼ろうとしているのである。

 (゚ー゚)午前遅めにamazonから、内田樹先生の新刊「最終講義」が届く。まだ半分しか読んでいないが、いかに先生が神戸女学院大学を愛しているか、教育について真剣に考えているかが伝わってきている。読み始めて数ページでかなり素晴らしい本だと思った。

D113448639 午後からはメキシコ、アメリカ合作「闇の列車、光の旅」を鑑賞。メキシコから国境を越えようとする少女とギャング少年のロードムービー。メキシコの貧しさと、残酷さがリアルであり、日本でこうしてのほほんとしていられることの有り難さと後ろめたさを憶える。 

 決して楽しい映画ではないけれど、こういう映画によって、世界の裏側をみて、自分の立ち位置や、国の立場を客観的、俯瞰的に眺めることが多少でもできるのではないだろうか。

51yb5nmskl__sl500_aa300_「サンキュースモーキング」これもいかにもアメリカらしく、アメリカでなければつくられない映画。      

 タバコPRをする主人公については、あまり感情移入できなかったけど、政府が過保護になることの弊害を訴えるのは、一理ある。喫煙について政府に依存、要請せずに、まず自分自身が責任をを持つべきというのは共感できる。

 

 

 

 

 

 

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