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2010年11月16日 (火)

障害者をヒロインとした韓国映画の凄さ

嫁のつくってくれた南瓜のコロッケなとを食べた後、松竹梅を飲みながら韓国映画「オアシス」を観る。これは韓国映画の凄さを証明した映画だ。

D111232460  前科者の青年と脳性麻痺の女性が、お互いの愛をどこまでも純化させ貫く姿を痛ましくもピュアに描いた衝撃のラブ・ストーリー。監督・脚本は「ペパーミント・キャンディー」のイ・チャンドン。2002年ヴェネチア国際映画祭で監督賞と新人賞(ムン・ソリ)を受賞(goo 作品紹介より)

 女優ムン・ソリの重度脳性まひの女性を演じ方はも評判通り凄い。私も重度脳性麻痺の知り合いが何人かいるが、彼女の演技は健常者が演じられるギリギリのレベルではなかろうか。

 それにしても、韓国は未だに障害者差別が激しいことがこの映画では伝えている。もちろん、日本も表面的かも知れないが、ストレートに障害者を差別する風潮は減少しているように思える。韓国の健常者と障害者の壁が歴然と存在している状況の中で、この映画を製作した者たちの熱意と創造性に脱帽。

 この映画は、昔の日本だったら「衝撃の問題作!」と確実になっていただろう。だが、この映画はそんなちんけな宣伝文句を相手にしないほど、純粋で明るく悲しい映画だ。

  映画を観て、私たちは人間の様々な側面を知り、模擬体験をする。多分、殆どの人は、前半のムン・ソリの演技に嫌悪感を抱くが、中盤から彼女に愛くるしさ、可愛さを憶え、後半は彼女と一体になって叫ぶはずである。

 主人公も精神面でハンディキャップがありそうで、彼女も重度の身体障害者だが、この映画に出てくる健常者の誰よりも自由なのはこの二人だったように思える。 

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