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2009年11月 3日 (火)

母なる証明

20090612011fl00011viewrsz150x 新聞、テレビ。インターネットですこぶる評判の良い韓国映画「母なる証明」を銀座で観る。映画の日であったが、かなり高齢者の割合が高く、満員状態で階段に敷物をひいて座る高齢者もいるほどだった。

ストーリーは、知的ハンディがある息子が殺人事件の犯人としてつかまり、無実をはらそうとする母のドラマだ。その母の偏執ぶりが話題となっているようだが、後味は決してよくない。

ただし、この映画は冒頭の母親のダンスもどきのシーンから、各所に散りばめられたカメラアングルに引き込まれてしまう不思議な魅力があった。

本作のボン・ジュノ監督は前作の怪物映画「グエムル」で、類稀な作品づくりで印象深い存在であったが、今回も才能がひかっていた。

 でも、何度もいうが、鑑賞後の爽快感はない。この映画が突きつめるのは母親の愛なのか、母子という自我関係に執着する愚かさなのか、わからない。わかったのは、人間という存在の哀しさ、はかなさだったような気がする。ボン・ジュノ恐るべし監督。

 

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