« 「会社に人生を預けるな」の広告を見ての感想 | トップページ | 島田紳助「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」 »

2009年4月19日 (日)

ジョン・ウー監督からのメッセージ レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―

38b68bb8ad82a91e

「 レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―」を観る。三国志はもともと好きで20代の頃は、昔NHKでやっていた人形劇を全部ビデオで観たり、ファミコンゲームで一ヶ月間、睡眠3時間というときもあった。

 さて、映画「レッドクリフ PartⅠ」は大好きなジョン・ウー監督の作品だったが、何か大振りな感じがして画館で観る気がしなかった。しかし、なんと今月テレビ放映(封切半年後で!)されたのを観て、惹きこまれて、今回劇場まで足を運んだ。

 映画の方は大スペクタル映画の典型的なノリで、愉しめた。まぁ、いろいろ批判はあるだろうけど、かなり頑張った映画だと思う。映画の冒頭にジョン・ウー監督から「世界的不況だが、歴史から学び、未来に希望をもって生きよう」という趣旨のメッセージがある。

 ジョン・ウー監督のメッセージのように「歴史」を見つめ直し、その世界を想像してみると、人間の歴史は闘いの歴史であり、また信頼の歴史でもあったと気付かされた。人間は生きるために自然、猛獣や他の人間集団と弱肉強食の闘いをしてきたことは常識となっている。しかし、闘い、戦争、争いそれだけではない。人間が生き延びてきた歴史は、夫婦や親子、地域集団..人と人との絆や信頼があったからである。

 歴史は闘争を繰り返しながらも、希望を抹殺したわけではない。明治維新のときの志士たちの情熱は前に進もう、改革しようというエネルギーに満ちていたのではないか。未曾有の不況といわれる現在において、命がけで未来への希望につながる改革をしようという気概やエネルギーはどこにあるのだろうか。

 歴史から学ぶというのは分析し、評論家になることだけではなく、事象だけではなく実際に生きた古人たちの生き様から引き継ぐものは引き継ぐということでもある。

 日本について考えるならば、調和的で、心身統一に優れた文化・歴史がありながらも、西洋的思考に塗り替えられ、信仰も希望も、連帯感も失いながら、一喜一憂しているのが私たち日本人の現実なのかもしれない。能や舞踊、落語や武道という古人たちの仕草を快く感じ、何かを掴んでいる現在の私を、歴史や社会に対する反逆・否定を正しいと思っていた若い頃の私は驚いてみていることだろうなぁ。

 

|

« 「会社に人生を預けるな」の広告を見ての感想 | トップページ | 島田紳助「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/531400/44720119

この記事へのトラックバック一覧です: ジョン・ウー監督からのメッセージ レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―:

« 「会社に人生を預けるな」の広告を見ての感想 | トップページ | 島田紳助「ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する」 »