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2009年2月 2日 (月)

チェ 39歳 別れの手紙

Medium  今日は映画の日ということもあり、昼間に有楽町へと向った。チェゲバラの2シリーズには興味があり、パート2は公開されたが、パート1も日比谷シャンテで上映されていたので、まず1からと期待して劇場に着いた。しかし、午後の部は売り切れで夜の部しか席がない。

 結局マリオンにてパート2「チェ 39歳 別れの手紙」を観る事にした。チェ・ゲバラはキューバの革命家であることと、あのTシャツで有名なフォトの姿のイメージくらいしかなかった。しかし、この映画ではチェがこぶしを振り上げ反逆する革命家でなく、物静かで優しく信念の強い男性として描かれており、自分の革命家というイメージの幼稚さが恥ずかしい。

 パート1を観ていないせいなのか、最初はよくわからず中たるみしたが、ジャングルでのゲリラ活動シーンからは、画面に引き込まれた。激しい銃撃戦はないが、時系列的にチェと組織の行動、軍との戦いが描かれている。チェが最後は処刑されることがわかっているだけにドラマの展開が進むほどに辛い思いがした。

 パート1はチェの成功劇らしいが、このパート2は悲壮感に満ち溢れ、救いがない世界だ。映画の娯楽性によるカタルシスを求めてきた私だが、最後のせつなさは苦痛ではなく、人がどう生きるかということを問いかけられた気がした。

 私の方は、この安定しているような世界にどっぷりと浸かって最近「おとなの週末」とか読んで愉しもうとしているが、実際の世界はイラク、パレスチナをはじめ世界はまだ戦争状態が続いてる。そして、貧困層と富裕層、軍事政権等々の状況はチェの時代とどう変わってきたのだろうか。もちろん、この映画も商業資本により作成されたものだが、平和への希求と戦いの残酷さというメッセージは確実に我々観客に届けられていると思う。

 この映画がマリオンで上映されている日本もまんざら悪い国ではない(映画の日でも席は4分の1くらい空いていたが..)。

 

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