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2009年1月11日 (日)

町会と飲む

 今日は私が働いている地域の町会の新年会があり、若輩ながら来賓としてお呼ばれした。ホテルの24階?でみた夕日に丹沢富士山のシルエットが綺麗な眺めだった。

 町会だから会長はじめ役員の方々の平均年齢は70歳以上と推測できる。会全体でも平均年齢も60歳は超えているように思えた。私はもっと若い層なのだけれども、不思議なことに40歳代以下で構成される飲み会よりも、楽しく面白いと感じられた。勿論、正式な町会員ではないため、組織のヒエラルキーによる諸問題から離れていることもあるだろうけど味わい深いのだ。

 どう味わい深いのか? 現役世代ほど自分を主張することはされない。それは謙虚というよりも、人生を無理矢理に自分流にしようとすることの無意味さを体感していらっしゃるように思えた。自然な感じでご自分の個性を出していらっしゃるようだ。

 私は昨年9月から合気道に入門したのだけれど、そこでは力まない、力を抜くことの大事さを教わっている。20代~定年前の現役層(稼動層)は、どこか社会と自分の位置とか仕事と自分の立場など、自分と他者との関係を意識して演じる、開き直っているために不自然な力みを感じてしまうのだ (無意識であったとしても)。

 今まで私たちは頑張り抜いて、現在の日本を築きあげた。しかし、それは若さの象徴として改革や野望、業績主義に走り、お年寄りたちの存在を無視してきた歴史とはいえないだろうか。現在のお年寄りたちも若いときはそうだったかもしれない。それでも、その過去を超えながら、熟成してきた現在のお年寄りたちの存在感が、私たちにとってとても大切な財産だと思うのだ。

 はよ成果出せ!勝て!失敗したら責任とれ!負け組でいいのか!と強迫神経症的に生きてきた結果が、今の日本の姿ではないのか。麻生総理が未曾有の危機というのならば、今までと同じ走り方をしていたら問題解決できないのだ。靴を新品に換えました、筋肉消炎剤をシューッとしました位では、根源的な危機には立ち向かえない。その危機とは何か、景気回復ですむのか、派遣職員の雇用促進ですむのか.....。

 私たちが求める生き方、社会についての定見がないまま、事象にダンスさせられている状況から立ち上がるためには、もう一度言う。力みが入った人間だけではなく(その人たちも必要だが)、お年寄りのもつ智慧が重要なのだ。

S2  映画「七人の侍」では、野武士たちから村を守るにはどうするか、村全体で話し合ったが結論がでなかった。水車小屋の長老に尋ねると「腹のへった侍を探し、雇うだ」という場面がある。

 麻生総理よ、(なぜ、また麻生総理がでてくるか!)、百年に一度の未曾有の危機ならば、早急な解決策に走るだけではなく、もっと時間をかけてもいいから、これからの日本人の理想とする生活や社会を考えていこうぜ!(この強気は酔ってるからなのか?)

 ...............町会の新年会で飲んだだけなのに、こんな大きな話題になってしまった!! しかし、社会や国を論じるタイミングは、新聞ネタやテレビのコメンテーターによってではなく、市井の人間たちのありふれた日常から発信するものである。なぜならば、私たちの求める社会は、特別なイデオロギーや政策によって決められるものでなく、、毎日が愉しく充実した日常生活の集合体のはずだからだ。 S4  

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