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2009年1月21日 (水)

「日本人の精神と資本主義の倫理」 波頭亮 茂木健一郎

 今日はオバマ氏の就任パレードのために200万人が首都ワシントンに集まったらしい。テレビのニュースでは感動のあまり泣き出す婦人、未来に希望をもった黒人の子供たちが放映されていた。さて、日本は、昨日の国会で麻生首相に民主党議員が漢字読み取りをさせようとして話題となった。私はアメリカを絶賛するつもりは毛頭なく、問題が多い国だとも認識している。でも、こどもに未来への希望を与えられる国は、明日が無味乾燥な世界に見えてしまう国よりも、未来を創造するパワーがあると思う。たが待てよ、ひょっとしたら日本「おたく」パワーこそが21世紀を変革することはなかろうかと自問したが、自己完結的な趣味の世界構築はできても、よっぽどのことがない限りは他者の魂を揺さぶることはできないだろうから、変革の本質的なパワーには成り得ないだろうと自答するのだった。

 今日は、生酒と梅酒を飲みつつ「日本人の精神と資本主義の倫理」 波頭亮 茂木健一郎を読む。

★日本には「いつもちんたらして、毎日ボーっと過ごしているのが俺の個性だ、生き方だ」と主張する人がいるけれど、世間がそれを認めてしまうから駄目な訳で「それはただのダメ男だ」と指摘してやらなければいけない。

★うまいステーキだって、すきやきだって、肉10キロも食べたら幸せでなくなる。人間には本来の調和的な水準があるし、身体の限界もある。われわれは限界を超えて、必要以上の利便と消費を強制的に享受させられているのではないか。たくさんの肉を食わされているのではないか。そのように考えると、この経済至上主義の呪縛に対して別のスタンスをもてるかもしれない。

★日本人は優秀な人ほどリスクを取らない、だから勝てない、バブルのとき、世界の金融機関総資産ベストテンに日本の銀行が7か8行入っていたが、収益力では一行もランクインしていなかった。つまり、金儲けで勝てるほどには頭が良くないのに、「カネが欲しい」と経済万能国家になってしまった。もう一度、職人的価値観に立ち返った方が、日本人の性質としてナチュラルな姿なのではないか。

★格差社会は嫌だといっている。これではまるで世界一のランナーを目指しましょうといいながら、みんな仲良く手をつないで一緒にコールさせる幼稚園の徒競走みたいなことになる。これが日本の現状。普通のOLが自分の給料でルイ・ヴィトンのバッグを買ったり、海外旅行いける国は他にはない、格差のない社会をよしとするのであれば、全員がルイ・ヴィトンを買えなくなり、海外旅行に行けなくなる状況を受け入れるしかない。その覚悟で腹を括って社会作りをするなら、それもひとつの選択。

★田舎には自然があるし、家は広いし、めしもうまい。普通に暮らしていくにはこれほど快適なことはない。情報もネットで取ってこれる。もし、田舎暮らしに欠けるものがあるとすれば、人との出会いではないか、

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